シアワセを感じさせた1本の投稿
2015/11/13
先日フェイスブックを見ていて気づいたことがありました。
普段メイクの仕事をしている方が友達のメイクをしてメイク前とメイク後を撮ってコメント付きでアップしていったのです。そうするとコメントが続々寄せられて「きれいになった」とか、僕は「この路線で行きましょう」などとコメントしてとても反響が多い投稿でした。
施術する方、される方が両方とも知り合いというのものあって、普段決して見ることがない女性の化粧の様子を垣間見ることになったのですが、この投稿を見て凄くわかったことがありました。彼女の仕事の何たるかが深く理解できたのです。
彼女の仕事は「メイクは世の女性をシアワセにするサービスである。メイクは女性の人生をさえ変える力を持っている素晴らしいサービスである」という言葉が脳裏に浮かびました。
僕は一連の投稿を見てある種の感動を覚えていたのです。
でもこういった内容を無意識に興味深く見ることが出来たのは、彼女たちが友達だからというのもあるのですが、商売抜きの無償の施術だから、単に相手を美しく変えたい、その思いだけで施術しているからだと思うのです。
もし、これがただのプロモーションの投稿だったら、当然自分は男だからというのもあるのですが、興味深く見ることはないのです。
ここにフェイスブックはじめSNSの本質があるのではないでしょうか。売り込みには全く誰も興味を示さない、拒否感さえあるのですが、無償の愛を伴った投稿はとても深く見る者に伝わる。
あなたの商売は誰をシアワセにする商売でしょうか?恐らく全ての商売は誰かをシアワセにしてその人の人生さえも変える強い力を持っているのです。もう一度自分の商売は誰をどんな風にシアワセにするのか考えてみたい。投稿一本でそんなことを思わせる力がSNSにはあるんですね。
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乗山徹
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