もう紀元後だよ

2013/08/22 2016/04/10

昨日はYoutube等の動画をテーマにしたソーシャルメディアの勉強に上京しました。僕のように北海道の片田舎に住んでいる者が東京に出ると普段目にすることがない光景に出くわして、時代の変化を物語ってるな～とつくづく感じたりします。最近東京にくるたびに変わったな～と思うのは、混みあう電車の中、電車を待つホーム、混んだレストラン、どこに行っても、ほとんどの人がスマホの画面を一斉に覗きこんでいるシーン。世の中のほとんどの人が一日の生活の中で時間の費やし方が変わっていて接触するメディアが急速に変わっているのを目のあたりにするわけです。アフターソーシャルメディア、紀元後の世界に入ったのだと思います。

それでは紀元前はどんな世界だったかというと、新聞やテレビなどマスメディアに世の中のほとんどの人が多くの時間接触していた。この時代にはメディアが希少性を持っていて、多くの人が広告だってちゃんと見てくれた、つまり広告を出せばある程度の効果が期待できた。ところが紀元後の世界ではマスメディアがソーシャルメディアに相当の時間を奪われた上、何千倍にも膨れ上がった情報で溢れる中でつまらない広告を打っても誰も目にしてくれなくなった。紀元後の世界では、綺麗で整っているだけでなく、コピーも含めてお客さんの目に止まるデザインが求められているけど、本当の意味でそれに気付いている業界関係者は少ないように僕には見えるのです。

それと紀元後の世界が紀元前と決定的に違うのは、情報発信が双方向になった、つまり個人がメディア化して自分のターゲットとしたい人だけに情報を届けることができるようになった事だと思います。ブログしかり、ＦＢしかり、そして動画のYotubeと。この辺を苦手といっている人は商売ではもう伸びれないよなぁ～とつくづく感じた真夏の一日也。

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