ベンチマークでＴＴＰ

2016/08/20

リオ五輪も終わりに近づいて、さきほど見ていた男子４００ｍリレーの日本チーム銀メダルに胸が熱くなりました。
それにしても昨日のレスリング女子の吉田沙保里選手の敗戦とその後のインタビューに涙した人は多かったのではないでしょうか。

単なる負けて残念ということではなく、それ以上に彼女の後姿を日本だけでなく世界中の後に続く者が手本にしてきた。
スポーツの歴史そのものを創ってきたきた人なんだなぁ～とその偉大さにつくづく頭が下がる思いがしました。
だから今回の若い多くの金メダリストは、彼女を倒したマルーリス選手も含めて、まぎれもなく彼女が創ってきた作品みたいなもので、何一つ下を向くことなんかないと心底思うのです。
多分、吉田沙保里ほど世界中からベンチマークされた選手は全ての競技の中でも他に居ないのではないでしょうか。

と前置きはとても長くなりましたが（笑）、ベンチマークについて少々。
ベンチマークとはマーケティング的に言うと、優れた他社の手法ややり方を観察し、自社に取り入れることを言います。
つまり、優れた人や会社の良いところを調べてパクる、ことです。

ベンチマークはネット社会になって飛躍的にやりやすくなっています。
グーグルに聞いてみれば、殆どの会社の情報はかなりの程度調べることが出来ますよね。
さらにソーシャルメディアはベンチマークと相性が良い。
ツィッターのリストにベンチマークしたい人を入れておく。
さらに、フェイスブックでオススメするのが、友達の設定を「親しい友達」にしておくと自動的に「お知らせを受け取る」に設定されるので、まるでストーカーみたいに（笑）、一挙手一投足を追いかけることが出来る。

ってことで、「目指せ吉田沙保里！」じゃないですけど、手本としたい人をストーカー（笑）じゃなくて、パクッてみましょう。
マーケティングはＴＴＰ（徹底的にパクる）が基本ですから（笑）。