「買う」事から始める

守成クラブ釧路の理念普及会議に出ました。

守成クラブは会員内の商談の機会を増やし、会員同士の取引を増やすと

いう主旨の団体です。

日本全国の主要都市で開催されていますが、釧路が全国的にも会員が多く

運営面でも日本一であると高い評価を頂いているようです。

月次の例会以外に赤玉商談会、遊び塾、昼食会など様々な交流の機会が用意

されています。

事務局は事務の取りまとめのみで、実際の運営は全て会員が役割を決めて担っています。

今年度は徳山代表の下、５０億円の会員内取引の目標を立て、さらに会員増の

目標も立てており、どう今年度行動していくかが話し合われました。

その中で森江副代表より、「昨年度グループリーダーを勤めた時、日々使用するあらゆる

ものについて、リーダーの自分が率先してグループ内の会員から買う事を実行した。

そこからグループ内が活性化し、取引も増え更に関係性が増した」

といった内容の発言に反応しました。

確かに、会員同士の取引を増やすと言ってはいるが、一方的売込みだけになっていないか？

グループという小さな単位に分けて、まずそこから買えるものはないかとチェックしてみる。

そこから見えるものがあるかもしれないな、と感じました。

域内消費とか地産地消と声高に叫ぶだけでは何も変わらない。

スーパーやお菓子の世界を見ても分かるように、釧路の人間はあらゆるものを域外の企業

から購入してきた現実。

「売る」事ももちろん大事だが、回り道になるかもしれないが「買う」事から始める。

グループ内取引を増やし、更に会員内の取引を増やす、やがて地域内取引全体を増やし

地域経済全体を変える新しい視点かもしれない。

同じものを買うのであれば、意識して関係性の強い人から買う。

これってお金が余計にかかるわけでもなく、やろうと思えば出来る事です。

意識して行動してみようと思います。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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