品格、品性、ちっちゃ!
2016/04/10
今日は昨年無くなったおじの1周忌の法事でした。標茶町阿歴内の山中にあるお墓に親戚一同集まり、地元明願寺のお坊さんに来てもらいお経を上げてもらいました。ここの住職さんは昨年の父の葬儀でもお世話になった方で、お経もお話も味があるというか、暖かいお人柄が染み出るような方でいつも笑顔を絶やない方です。その後、釧路市の本家に戻って、今度は仏壇の前で市内でもお坊さんが何人もいるような大きな寺のお坊さんが来てお経を読み始めました。
ん?あれ?何だか、お経が妙に速い。口もちゃんと開いていないんじゃないか。通常、お経を聞いている時間はとても長く感じるものですが、あっという間に終わってしまった感じです。お経があっさり終わって、次はありがたいお話が聞けるのかなと思ったら、いきなりそのお坊さん、一同の方に振り向いて、「来年の法要はどうします?お寺でやった方が良いと思いますよ。うちの住職もそう申していましたし・・・。できれば今この場で来年の法要を決めて欲しいのですが。どうですか。」一同、あっけに取られて、来年のことはそんなすぐには決めれないので・・・・と言うと、「あ、そうですか、早めに決めておいて下さいね」と事務的に言って、さっさと帰っていきました。
要は、法事を家やホテルなどでやらないで、お寺に仕切らせろって事を言いたいのかな~と解釈しました。まあ、この仏事の業界も葬儀屋さんが支配権奪っちゃってるんで、お寺側も坊主丸儲けの時代はとうに過ぎ去り経営的に大変なのはお察ししますが、言い方っつうものがあるでしょうが。仏事を取り仕切るお坊さんがお経をぞんざいに読んだり、法話の時間をセールストークに変えてるって、品格、品性が疑われても仕方がないと思う。
仏事って形のないものだけに、檀家であるお客さんとの関係性がとても大事だと思うんです。こういう態度でいる限り、檀家の数ますます減っていくだけだと思いますよ。お寺は何のために存在しているか、そこから見直した方が良いね。
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乗山徹
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