セミナーは日常の縮図
2016/04/28
2日間続けて経営戦略構築のケーススタディ研修に立会いました。
田坂講師も講義の最後に同様に評価していましたが、成果発表を聞いていて気づいたのが、この人たちスキル高いな~という事。さらにブレインストーミングにも集中していて皆真剣にセミナーに向かっている感じです。
僕はこういうセミナーに向き合う姿勢や態度って、普段のその人が日常どんな風に仕事と向き合っているかがそのまま出るものと思っています。こういう所でちゃらんぽらんな態度を取る人、手抜きをする人、自分の頭で考えようとしない人結構います。でもそんな人が会社に戻ったら突然本気を出して良い仕事をしまくるなんて事は絶対あり得ません。厳しい言い方ですがそれも含めて本人の能力なのです。セミナーでのその人の振る舞いはその人の日常生活の縮図であり本人の本当の能力だと僕は考えています。
今回の受講者の年齢層は若者から中高年まで幅広く、多くは厚労省の雇用対策事業なので求職者です。
今回はハローワークの前で撒いたチラシを見て受講を申し込んだ人が多い。セミナーの内容はソーシャルメディアなどITを使った経営戦略やシステム構築など興味深い内容ですが、こういったセミナーにあえて積極的に申し込む自体が意欲的な人なのかなと思います。
雇用対策のセミナーの中には受講したらお金がもらえるものもあるそうです。正直それ目当てで行く人も多いんだと思います。
でも雇用する側からみて今回のようなセミナーを前向きに捉えて真剣に学ぼうという人とお金目当てのセミナーしか出ないで時間つぶしている人とどちらを雇いたいと思いますか?
仕事柄、経営幹部や管理職、若手で良い人材が居ないか聞かれる事も多いです。今回の受講生の中でも会わせたいと思う人材もいます。人材を探している経営者の方々が直接セミナーに参加して自分の目で確かめるなんてのも人材のマッチングには凄く有効だなと思い始めています。
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乗山徹
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