友達は純資産である

昨日、セミナーの受講者の顔ぶれをみたら知り合いや親しい人ばかりだったという話を書きました。
あなたはこの話を聞いてどう思ったでしょうか？「そんな友達ばかりだったら、その友達がいなかったらあんたの商売成り立たないじゃないか」と思ったでしょうか。

実はさにあらずなのです。なぜなら、今の友達は元々友達だったわけではないからです。最初の出会いはブログを見てくれたり、リアルの場で名刺交換をしたりして出会い、情報発信を日々しながら関係性を育ててきて今に至るからです。つまり関係性を育んできた結果、来てくれている。
関係性マーケティングとかいうとちょっと難しく感じるかもしれませんが、要は良い商売をするためには友達を沢山つくろうということです。リアルの場でも色々な会に入っていつも出席しているのは友達を増やすため、ブログを書いているのも友達のようなお客さんを増やすため、ＦＢで自分の日常やこれはと感じた写真を流すのも同じです。
長い時間をかけて友達関係になった方がお互いに交流し易いし、お互いに売っているものがあったら友達からの方が買いやすいに決まっているのです。

親しい人、友達、家族、知人・・・。商売を一から始める時に一番最初に来てくれるのはこういった人たちです。貸借対照表で言うところの資本金のようなもの。
事業を始めてからリアルの場で知り合ったりブログやＦＢを通じで親しくなった人たちは毎年積み上がる利益のようなもの。ＢＳでは資本金と毎年の利益が足されて純資産と呼ばれそれが企業の真の実力と見なされます。事業を始める前の友達と事業を始めてからコツコツ作ってきた友達が蓄積されて人の純資産が出来上がる。
だから、販促活動はこの人の純資産である友達をコツコツ作っていくことだと思っています。理解して戴けたでしょうか？

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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