伝わらない話

2014/10/04 2016/04/03

僕の仕事の一つとして経営相談があります。基本スタイルとして１対１で相対してヒアリングしますが、聞いていて凄～く解り易く説明してくれる方と話があっちこっと飛んで放っておくと何を話したいのか解らなくなってしまうような人も居ます。色々なタイプの人の話を聞くのはコミュニケーションの勉強にもなります。

これまで体験した解りづらい話で一番困ったのが、相手が何を言っているのか全く分からなかった時です。その原因は「声が極度に小さい」。さらに「早口」。声が小さくて早口というダブルパンチだと、殆ど何を言っているか分からない。
ビジネス商材の説明をしているのに、「え？アンコは甘い方が美味しい？」って聞き返した位、本当に何を言っているのか聞き取れない。全ての単語がこんな風に聞こえると、全く言っている意味が分からないのです。
日本人は世界的にみても話声が凄く小さいらしいのです。日本語はアイウエオガギグケゴと全ての音に母音がくっついているので、小声でも明瞭に聞き取り易いのだそうです。それでも聞き取れないんですから、いかに小さい声なのか・・・。
それと、結構困るのが、商品の説明をするのに色んな人の作った資料をネットなどから引っ張ってきて山積みして置かれて、これ読んで戴けると分かりますというパターン。あの～、そんな暇ないんですけど～って感じです。
目の前に居るんだから、何がこの商品が良いのかズバっと１枚のチラシで説明して欲しいのです。目の前の僕を説得できないのに、他のお客さんにどうやって伝えるのでしょうか。
まあ、その伝え方が分からないので相談に来ていることも多いので、そこは何とかしますけどね。

モノが売れる売れないは、商品の良し悪しもありますが、まず伝え方でつまづいている方が本当に多い。
ゴモクソ言いましたが、その辺もレクチャーしますので相談に来てみて下さい。

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