儚き夢に散る

大河ドラマの平清盛は昨日が最終回。夏くらいから見れなくて撮り貯めたビデオを一気に見ました。
どちらかというと悪者のイメージで刷り込まれていたのですが、旧貴族社会の破壊者として武士の時代へと権力構造を一気に変えた人物、現神戸港を開港して本格的対外貿易の基礎を築いた魅力的な人物として描かれていたと思います。

今日の絵は平家物語を語り継いだ琵琶法師や清盛像を筆ペンで書いてみました。
「祇園精舎の鐘の声 　諸行無常の響きあり ・・・・」で始まる平家物語の最初のくだりはあまりにも有名で、絶好調で調子に乗っていると最後は落ちぶれるという反面教師が「平家」だったように思います。今回のドラマでは清盛没後800年以上も散々言われ続けた平家にとって少しは名誉回復になったのではないでしょうか。

それにしても平家物語がこれだけ語り継がれてきたのは華やかに咲いて見事に跡形もなく散っていった桜の花のような儚さゆえではないでしょうか。日本人って心の底のどこかにこの儚さに惹かれる民族なのかもしれません。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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