ソーシャルが国を変える
2016/04/17
昨日テレビを見ていたら佐賀県の武雄市役所がフェイスブックを使って行政の仕事の評価を高めているってのをやっていました。
職員全員にフェイスブック登録させて、仕事の様子を写真付きで投稿するようにしている。
それをみた市民が「いいね!」を押したり、「こんな事やっていたんですね、いつもご苦労様です」といったコメントを寄せたりしている。
もちろん、市民の中にはクレーマーなんかも居てこういうソーシャルメディアを運営していく苦労は想像に難くないんですが、企業で言えばお客さんにあたる市民が行政が何をやっているか見えるってのは画期的だと思う。行政って国から地方まで本当に何やっているか税金を払っている我々には見えないってのが一般的で、国民、住民側もそんなもんだとあきらめている。
でもこんな動きがきっかけで納めた莫大な税金が有効に使われだしたら日本は変わるでしょう。
この「見える化」って住民だけでなく、働く側の行政マンにとってもこれまで「隣は何をする人ぞ」で縦割りで自分の課の事しか知りませんって構図だったのが、「へ~、隣の課の連中、こんな事やっていたんだ、うちらも頑張らないと」といった情報の共有にも使えるわけです。さらに住民から評価されているのが分かると更なるやる気・モチベーションを生む。これまでの縦割りで動きの悪い組織が活きた仕事集団に変わるってところでしょうか。
これ行政だけでなくてあらゆる組織で使える話ですね。全く同じ人で構成されていてこれまで100のうち30しか仕事しなかったのが120の仕事をしだしたら会社も日本は変わるよね。この見える仕組みを本当の意味で身につけた会社は圧倒的になれると思いますね。あなたの会社もやってみてはどうでしょう。金かからないし。
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乗山徹
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