プロの仕事を見た
2016/04/17
昨日、日曜日だけどたまった仕事やらんとといつものようにパソコンをつけると、「ん、まさか・・・・ネットにつながらない」
と朝からやや半べそになりながらも冷静に考える。一応元ITベンダー出身者としては、こんな時ある程度まで原因の特定はできるのです。
どうもLANにつながらないのが原因らしい→無線LANのパソコンはつながる→LANケーブルを変えてみる(問題なし)→LANカードに問題(問題なし)→これは自分では解決できない。
という結論に至りました。こういう時にはいつも泣き付く人が決まっていて「リユース(中古パソコン、修理)の大屋さんしかいない!」と早速電話。「今すぐパソコンもっていっていいですか?」となきつくと「ああ、いいですよ」と快く返答。
早速持っていって中身を開くと、「こりゃあ凄まじくホコリたまっていますね、うなり音凄いでしょ」。ん~確かにパソコンのうなり音が凄くて電話を他の部屋でかけるくらいになっていた。大屋さんによるとceleronプロセッサは処理能力が小さいため熱を持つ、それを冷やそうとファンが一生懸命回るのでその分空気の吸入口からホコリを吸いやすいそうで1年くらいたつとゴミだらけになりやすいそうです。
結局、システム(OS)が壊れているという結論でシステムの復元という作業で復帰しました。ついでに最近パソコンが異常に遅い話をしたらメモリーを増やして不要なソフトを削除してチューンナップしてくれました。見違えるほど音も静かでサクサク早く動くようになりました。
それにしてもパソコンって便利ではあるけど安定性とかメンテナンスの面では最悪の商品ですよね。メーカーの修理デスクたってもう買ってしばらく経っているし、送ったりしている時間の余裕は無いので結局使えないし。機械的対応が未だに業界の慣行になっている。
大屋さんはむしろお客さんのパソコンの不具合点を見つけて復帰させるのが大好きっていう風に見えるのです。こういう仕事をみるとプロだな~って思います。しかも、何故そうなるのかを細かく解説しながら説明してくれるのでずっと飽きないし、次に購入する時のポイントを解説してくれて凄く参考になりました。
パソコンの修理だからって結果だけ提供してはい、終わりじゃない。違いはお客さんに本当に快適に使ってもらおうという理念を持って仕事をしている人と料金だけとって機械的対応をしている人との違いかな。やっぱ商売って人そのものだなと改めて感じました。
パソコン壊れた時ってどうしようってストレス凄いですけど、それを見事に解放してくれる。
プロの仕事の原点、自分に振り返って改めて考えさせられた日曜日でした。
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今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう!
乗山徹
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