餅屋は餅屋

昨日は日曜日だけど自分の会社の決算でいつもお世話になっている会計事務所にいってまいりました。この時期、会計事務所は決算が集中する一年でもっとも忙しい時期、皆出勤しているんですね。今週は出張で地元に居ないので我がままを言って休日にもかかわらずやってもらいました。

毎年思うんですけど、この「決算」が終わると本当に気分がすっきりするんですね。会計事務所の存在ってこの「すっきり感」をお客さんに与えるためにあるんじゃないかと思うんです。僕みたいな小規模事業者は世の中に圧倒的に多くて事務処理機能がもの凄く弱い。複雑な事務処理をすっきり整理して法律や基準に基づくアドバイスをくれながら結果を出してくれる会計事務所は本当に頼もしい存在です。
会計処理は自前でやるべきって考えが主流のようですけど、僕は自分でどの程度儲かっているか把握できているのであれば小規模事業者の事務はアウトソーシングしていかに儲けるか本業に費やす時間を多くした方が良いと個人的には思っています。
会計事務所や銀行などいろんな業種で「既存業務だけでは駄目だ、コンサルティング能力が必要だ！」って言われています。でもその業界の人で本当にコンサルティング能力を持った人に殆どお目にかかった事ありません。

猫も杓子もコンサルティング能力って感じですが、そんな絵に描いた餅をただ看板に書いてないで餅屋は餅屋、お客さんが本当に求めているのものを追求したらどうかなって思います。多分事務作業のアウトソーシングに市場は広がっているように思います。
って僕が会計事務所をコンサルティングしたとするとそんな風に思うんですけど・・・。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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