B級グルメでまちおこし
2016/04/30
中小企業家同友会新年交礼会の新春講演。
「ご当地B級グルメでまちおこしとブランド戦略」と題して富士宮やきそば学会会長の渡辺英彦氏の講演。B級グルメ日本一2連覇の富士宮やきそばを題材にまちおこしをいかにしてきたかのお話。地元の食材を「来て食べてみれば美味しさが解る」では永遠に地域外に認知されないで終ってしまう。認知されないということは世の中に存在しないのと同じ。多くの人に存在をいかに伝えるか。それには情報すなわち「言葉」で伝える。
お、これってエクスマそのものではないか!!まったく偶然だと思いますけど、同じ事を言っている。
富士宮やきそば振興組合という当たり前のネーミングじゃあこれまでと同じ。そこであえて「富士宮やきそば学会」と名づける。お金をかけずにプロモーションするには報道につなげるのが一番、そのためには初めに「言葉」ありき。「面白い」「楽しい」そして「怪しい」ネーミングでないと駄目。ダジャレとオヤジギャグのオンパレードで結構。
実行委員と呼ばずに「やきそばG麺」と呼ぶ。これを報道に載せてもらう。延々とダジャレでストーリーを作って楽しみながら販促をし掛けて行く。
釧路のまちづくりにも自社のマーケティングにも100%使える重要な事をおっしゃていました。あっという間の70分。まちづくりは「面白く、楽しく、怪しく」やらんと駄目だな。
富士宮やきそば学会の渡辺氏の楽しい講演を聴いたあと、中小企業家同友会新年交礼会でした。170名近くの出席ってここ数年では随分多い。
富士宮やきそばも出されていて長蛇の列になりました。
渡辺氏の話の後で期待値が大きく膨らんだ後でのお味の満足度はどうだったか??????????????
ややガ△△リでした。
レシピを元にホテルで調理したからな・・・。
まあ釧路ラーメンって名乗って静岡のホテルでレシピを元に作ってもらったらどうなるかってのを想像すると・・・・・まあいいか。
釧路ではザンギ(鳥のから揚げ)をB級グルメで売り出そうって話になっているので、今日の話は多いに生かさないと駄目ですね。
ちなみにB級グルメの定義は
① 安い
② うまい
③ 地元では当たり前(外から見ると貴重)
の3つだそうです。
乗山徹
最新記事 by 乗山徹 (全て見る)
- 顧客の創造_4つの謎 - 2021/1/2 土曜日
- コロナと共に去りぬ - 2020/6/29 月曜日
- パンドラの箱が開いた - 2020/6/28 日曜日
- 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_10枚目 - 2020/5/12 火曜日
- 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_9枚目 - 2020/5/11 月曜日
関連記事
-
既に起こった未来
新年3日目を迎えました。釧路近郊の釧路町の実家に泊まっています。正月の間、身体も …
-
石狩でミニライブ
先週末に石狩市にあるアウトドアカフェ野菜工房さん でシーサー君ミニライブを演って …
-
売場の商品を踊らせましょ
昨日はお土産売り場のPOPのワークショップでした。 死んだ売り場と生きた売り場、 …
-
チャンスはピンチの顔をしてやってくる
昨日、尊敬する先輩経営者の講話の中で「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」とい …
-
てけれっつのぱ
くしろ演劇みたい会、てけれっつのぱ。蜂谷涼原作、劇団文化座の講演を見ました。 あ …
-
こんな釧路に誰がした
昨晩「くしろの未来を考える会」で、釧路公立大学の下山准教授が「釧路市財政および地 …
-
同じメンバーなのに
昨日は札幌から中小企業診断士の塚田康祐さんを招いてチームビルディングセミナーを釧 …
-
ネットから逃げているようでは
北海道にはスイーツやチーズ、水産加工など食品関係の小規模工房が数多くあります。 …
-
人生は自己紹介の連続
今日は本の紹介。 しかもご商売だけでなく人生そのものに滅茶苦茶に役立つ本です。 …
-
下手な字の方が味がある
昨晩は、前日書いたブログ記事通り、はじめてお便りをしたためました。ついでに絵も描 …