講演はライブだ

先日、藤村先生の札幌での講演で司会をしていてある事に気付きました。
結構大勢のお客さんの前でも落ちついて司会ができている自分が居る。マイクを持つと逆にリラックスできる位です。

何故だろう？昔は上がり症で大勢を前にすると頭が真っ白になることも数知れず。
確かに年を取ってふてぶてしくなったというのはあるのでしょうが、どうもそれだけではなさそうです。
振り返ってみてもしかしてと思い当たる節が一つだけありました。

三線を人前で演るようになったせいではないかという事。
この前の沖縄ナイトだって１００人以上のお客さんの前で演奏したんですけど、リハーサルは緊張感で声も三線を持つ手も震える感じで心臓バックバックの世界です。
でも本番はなんたって一人で唄と三線とＭＣを演らないといけない。びびっておっかなびっくりやっている場合ではない。ここは素っ裸になったつもりで極限的に音に集中する。結果リズムがウネり客席にそれが伝わる。最高の時間と場が生まれる。ちょっとそれを楽しめるようになってきた。
思わぬところでライブでの立ち位置みたいのが身について人前で話す事に応用できているのかもしれない。
何事も人生、無駄な事ってないなと改めて感じた次第です。

もしかしたら講演もライブと同じかもしれません。瞬間瞬間の言葉が会場と一体になった空気とウネリを産み場を作っていく。
自分の司会はほんの鼻くそみたいなものでしたが、藤村先生の講演は完全にライブ。
講演はライブだ！

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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