釧路、本物になる

2012/02/12 2016/04/28

昨日、釧路夕日フォーラムが釧路全日空ホテルで開催されました。

お天気キャスターの菅井貴子さんが基調講演。横浜出身で学生時代に始めて北海道に降り立ったのが釧路空港でその空気と自然に、日本にもこんなところがあったのかと感動。その後北海道に移り住むことになったそうです。
面白いお話たくさんしてくれました。それはまた別稿で書きたいと思います。

その後のパネルディスカッションがとてもこれからの釧路の動きを予感させるものでした。
釧路夕焼けクラブの芳賀さん、ＪＣの大野さん、２１世紀総研の相原さん、シクロプロジェクトの天内さんに菅井貴子さんを加え、ＦＭくしろの佐藤晴美さんが司会。
ちょっとこの釧路の夕日って本当の観光資源になるかもしれないと思った。何故なら勝手連的なんだけど一過性でない思いと行動を伴っているから。一人一人の話が筋が通っていて夢がある。
夕日や夕焼けってどこにでもあるけど、釧路の夕日は世界三大夕日だって真剣に言い出した所が偉い。
Ｂ級グルメでまちおこしの富士宮焼きそば学会の渡辺会長が言っていたけど、焼きそばの味がどこが旨いとか大したことないとかそういう問題ではない。面白がって利害関係のない勝手連が勝手に盛り上がるところが街づくりの真髄だとの事。
だから夕焼けだって、うちが一番綺麗だ、嘘つくなとか言っても意味がない。
面白がって本当に思い込んで話したり、動いたりする人間がどれだけ出てくるか、それで決まっちゃう。
函館の世界三大夜景だって、地元では知る人ぞ知るものでしかなかった。最初に言い出した奴が居るから今がある。
だって、このパネルで喋っている人たちが居なかったら、夕焼け空をじっくり見たり写真を撮ったりする人は殆どいなかった。
凄いことだよ。俺だって毎日意識して夕空を見上げるようになったもん。こんな市民が他の街に比べて圧倒的に多くなっている。これから運動を継続していけば、殆どの市民が夕空を見上げるようになるかもしれない。
市民全員が夕焼けを毎日楽しみに見上げる街。そんな街だったら是非行ってみたいと思うよ。

って僕はあたかもパネルの会場に行ったように話していますが、実は行っていない。
何故、見てきた聞いてきたような事書いているのかって？
インターネットで２時間余りのパネルのビデオを見たんですよ。
凄い世の中になったもんですね。
フェイスブックにフォーラムの動画が複数アップされていましたね。
釧路、良い！若い世代頑張っている。これは必ず本物になる。
そう思った。