熱い思いがなきゃね

ＮＨＫの連ドラ「カーネーション」。小篠三姉妹の母がモデルのこのドラマ、アパレル産業草創期の実話を背景にしている事もありとても勉強になることが多い。経営者の方も毎朝楽しみしていると言う方が結構多いです。
今朝のシーン、またまたジーンと目頭が熱くなりました。

主人公の糸子は太平洋戦争敗戦直後の１０月丁度米国進駐軍が上陸した頃、夫を亡くし１人で大家族と従業員の生活を支えて孤軍奮闘する毎日。同じく夫と弟が戦死し、姑と暮らしていた近所で美容院を営む八重子が希望をなくし残された姑ともうまくいかず、商売をやめて実家に帰ると言いだしました。
女性は焼け跡の中で生活していてもオシャレをしたい気持ちに変わりが無い事に気付いた糸子は生地を探しに闇市に出ます。闇市の中でパンパンと呼ばれる夜の商売女性たちがいち早くパーマでおしゃれをしているのを見た糸子は「これだ！」と直感します。
失意の八重子をおとずれ「これからの女性はパーマと洋服や、東京に行ってパーマの機械を見つけるんや！」と熱く語ります。
ちょっとジーンときました。
これこそ商売への熱き思い。
「これからの商売、○○と△△や！」と自分の商売を熱く語る。
これこそ商売への思い、経営理念の原点ではないでしょうか。
いつまでも敗戦で下向いてる場合じゃあない。おしゃれをして精いっぱい美しくなって精いっぱい生きる。亡くなった男たちの分まで。私らの商売、そのお手伝いをするプロや！
せりふには無かったけど、そう言っているように解釈しました。
熱き思い、商売の、人生の原点です。

↓↓　応援のクリックもよろしくお願いします

今日もマーケッター藤村正宏師のブログで勉強しよう！

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

最新記事 by 乗山徹 (全て見る)

• 顧客の創造_４つの謎 - 2021/1/2 土曜日
• コロナと共に去りぬ - 2020/6/29 月曜日
• パンドラの箱が開いた - 2020/6/28 日曜日
• 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_１０枚目 - 2020/5/12 火曜日
• 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_９枚目 - 2020/5/11 月曜日