俺たちに明日はない

2011/12/25 2016/04/28

政府の来年度の予算案が出て各紙の紙面をにぎわしています。

総額９０兆円の予算だけど、基礎年金の財源と震災の復興経費を別枠にして見掛けを繕っているので実質は９６兆円の予算だそうです。この９０兆円をどこから調達するかというと税金で４２兆円、税外収入が３兆円、残りの４４兆円は新規国債の発行で賄う、実に４９％を国債という借金で賄っているわけです。
お金のことですから個人の家計でも企業でもサイフの構造は同じです。
ちょっとお金のかかる家かもしれませんが家計で考えてみましょう。毎月普通に暮らして行くのに９０万かかるとします。お父さんの給料とお母さんのパート代の収入で４２万円にしかなりません。あとの不足分を借金することにします。今月も４４万円借りる事になっちゃいました。
って、こんな家ないでしょう。と言うよりこんな家に銀行はお金貸してくれません。
今回の予算案を支出（歳出）で見ると、９０兆円のうちの国債費が２１兆円にもなっています。借金がどんどん膨らんでいますから当然金利の払いも莫大になっているわけです。
じゃあ本来どうするべきか、それは家計でいうとお父さんとお母さんの稼いできた収入４２万円の中で生活することです。それともう一つは収入を増やす道を考えてみる。例えばお父さんが夜中もアルバイトをするといったことです。
国のレベルで今やろうとして議論しているのが歳入を増やす方法として消費税の導入が検討されているわけです。
いずれにしても、歳入の範囲内に歳出を収めるプライマリーバランス（基礎的収支）を成り立たせないともう日本は持たないのです。
でも、２０年やってきてダメという事は今のままでは無理という事ではないか。
今の国の形に未来は無いのではないかと思い始め、最近確信に変わりました。
ちょっと長いので続きは次回　（￣ー￣)ゞ