たまごろう君が行く
2016/04/28
フェイスブックを日々見ていると思わぬ発見があります。
一昨日、フェイスブック仲間の福ちゃんが投稿した写真「たまごろうくんのギフトボックス」です。
忘年会で景品でたまごのセットが当たった喜びで思わず投稿したようです。
福ちゃんのコメント「よくビールパーティーなどのイベントでタマゴが抽選会の景品でありますが、きのう初めて自分もタマゴをGETしました!これで年内はタマゴに困ることはないでしょう。ちなみに30個入ってました!」
これに対して寄せられたコメント、
「たまごろうくんって、いいですね!」
「酔っぱらった大人が10人ぐらい「たまごろうくん」を抱えて帰る姿もなかなか良かったですよ!」
「わは。それ、ほのぼのしますねー 割れずに持ち帰れたらアルコール度OKってことで」
こんな感じで“たまごろう君”のとぼけて可愛いキャラクターと酔っ払いの姿の対比がユーモラスに口コミされている訳です。
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僕としてはこの投稿に「これだよ!」と興奮を覚えました。“家政婦のミタ”ならぬ“シーサー君は見た”マーケティングの真実を!と一人興奮していました。
というのは、この「たまごろうくん」のキャラクターを使った販促について、卵の販売元の道東鶏卵の梅宮社長が「思い切ってキャラクター造ってパッケージに採用するんです」と半年位前に熱く語ってくれていたのです。
その仕掛けがこんな形でお客さんに大きな反応を起こしている。口コミって中々現場にお目にかかれないけど、フェイスブックでこんな形に目の当たりにすると、効果の上がる販促事例という事に加え、その効果を自然の形で見せてくれるフェイスブックの威力という意味で二重にびっくりしちゃうわけです。
それと“伝わるキャクター”は一人歩きするという事もこの事例は教えてくれます。卵ってどちらかというとコモデティ(均質化されていて差別化できにくい商品)ですがその壁を「たまごろうくん」は打ち破っているわけです。
“楽しい”とか“可愛い”とか言われながら巷をひょこひょこ歩きながらスーパーセールスマンを勝手にやっちゃってくれているわけですね。
たまごろう君 ヨッ、働き者の孝行息子!
乗山徹
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