セコマ経営の神髄⑤北海道と中国どちらを取るか？

北海道、デンマーク、オーストリア、ポルトガル。スイス。面積の広い順に並べてみましょう。
答は写真の通り。

フィンランド、シンガポール、ニュージーランド、北海道。人口の多い順に並べてみましょう。
答は写真の通り。

つまり北海道の面積はポルトガル、オーストリアに匹敵しデンマーク、スイスの約倍ある。さらに人口ではフィンランド、シンガポール、ニュージーランドより多い。
北海道市場は先進国一国に値する規模であり極めて魅力的な市場であるとの事。
次に見ず知らずの１３億人のマーケットを取るか、良く知っている５５０万人のマーケットを取るかという話。言うまでも無く前者が中国市場、後者が北海道市場です。これはこう考えます。
まず北海道民５５０万人の年間延べ人数は５５０万人×３６５日≒２０億人。現在のセイコーマートの年間延べ客数が２．２億人。２．２億人÷２０億人≒１１％。
現在の住民シェアが北海道で１１％取れている。英国の大手小売テスコの住民シェアが３０％超えていることを考えると北海道シェアを伸ばすのはこれからであろう。しかも北海道で他社にできないインフラを既に整えている。見ず知らずの中国市場を選ぶ選択旨はない。北海道市場の可能性大いにあり。納得です。

５回に分けてセイコーマート丸谷社長のお話を掲載しました。まだ書ききれていない事もあるのですが、これくらいにしておきます。凄い情報の質と量でした。まるで北海道経営教室のようでした。丸谷社長ありがとうございました。

↓↓　応援のクリックもよろしくお願いします

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

最新記事 by 乗山徹 (全て見る)

• 顧客の創造_４つの謎 - 2021/1/2 土曜日
• コロナと共に去りぬ - 2020/6/29 月曜日
• パンドラの箱が開いた - 2020/6/28 日曜日
• 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_１０枚目 - 2020/5/12 火曜日
• 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_９枚目 - 2020/5/11 月曜日