読む、聞く、どちら?
朝のランニング中に流す音を、iPhoneの読み上げ機能を使って新聞を拾い読みならぬ「拾い聞き」を始めました。
これが思いのほか良いのです。
特に普段だと読まないような記事を敢えて拾って聞いているのですが、とても有用で貴重な情報で、今まで随分もったいないことをしてきたなぁと思います。
例えば今朝の日経新聞の7面、新興・中堅Bizとページだと
・伸びる「ベビーテック」企業
・「分散型台帳の応用期待」
・障碍者の家族包括支援
・お手軽AI中小も利用
・ドローン自動運行に保険
・子供向け誕生日メダル
・家庭で給食「ソフト面」
といった最近の中小企業が仕掛ける新事業や新商品の情報が入手できます。
さらに5面では
・前門のアマゾン 後門のドンキ
の記事が面白かった。
小売の世界では店舗閉鎖が相次ぐヨーカドーなどGMSに対し、アマゾンとドンキが前年比2桁の伸びを示しており、小売の盟主が入れ替わってしまったという記事。
こんな記事が延々と掲載されているのですが、中々読むだけだと自分の興味のある記事以外は本当は重要だと分かっていてもほとんど飛ばしてしまい読むことはない。
読み上げ機能は、それらの記事を強制的に耳から摂取できるという利点があるのです。
最大のメリットは読むより聞くのは相当楽だということです。
しかも読むよりも頭に入るように思うのです。
そして不思議なことですが、読むのではなく聞いていると記事の背景にある今起こっている変化の本質がストンと腑に落ちるといったことがよく起きるのです。
ただ弱点は読むより時間がかかるし、聞く速度を変えて飛ばし聞きが出来ないということ。
AIスピーカーが出てきて、今後機械とのイン/アウトはますます「音」が主役になっていき、もっと手間をかけずに耳からの情報入手をするように自然になると思います。
もっと良い製品やアプリが出てくるまでのつなぎかもしれないけど、今使えるものは使い倒したいと思います。
読み上げ機能、凄く良い。
まだの方は是非一度お試しを。
【お知らせ】
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乗山徹
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