経営者、成るも、成らぬも、自己責任

創業スクールで２講話す予定です。
最近の創業の状況をお聞きすると、セミナーを受けても開業にまで至る人がとても少ないということです。
日本はアメリカなどに比べても創業率が低い。

さらにこれまでの統計を見ても創業して１０年後の生存率が１０％を切るとのこと。
何だかこんな話を聞いたら、創業しない、生き残れないって、日本経済の未来は全く期待が持てないのではないかとさえ思えてきますね。

でもセミナーを受けた人があまり創業しない、さらに１０年生存率が低い、だからと言って経済はダメになるかというとそうとも限らない。

逆にセミナー聞いた人が皆独立したり、起業した会社がずっと生き続けたら、会社の数はとんでもなく増えることになってしまいます。
過当競争どころの騒ぎじゃなくなるかもしれません。

例え淘汰される会社が多くても、生き残った会社の中には凄い成長を遂げ、多くの雇用を生む会社が現れて、世の中のバランスが成り立つのです。

そういう意味では経営者になるということは、高リスクだけどハイリターンの可能性もあるということ。

こういう道に敢えて入る人は希少だと思います。
こういった精神構造を持った人が少数派なのは当たり前なのかもしれません。

経営者、成るも、成らぬも、自己責任

ってことかな。甘いこと言わないよ。
デンジャラスだけどハイリターン、これまぎれもない現実だしね。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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