ブームは一時のシアワセ、後の不シアワセ

2017/09/15

これから開業したいというご相談を受けることも多いです。

開業ですから現在はどちらかにお勤めの方や主婦の方など様々ですが、いずれにして自らがオーナーになって経営したことがない方です。
その時にどんな商売で開業するかはやはり最大の懸案事項です。

出来ればご自分でこれを強くやりたいという事業があればそれが一番だとは思いますが、迷っているという場合も多く、僕は必ず自分なりの見方を伝えます。

その判断のポイントは「その商売をやる所以が自分にあるかどうか？」です。
ただ単にその商品が売れているから取り扱いたいとか、今世の中で流行っている商売だから良いのではないかと飛びつくと大抵は良い結果にならない。

昔、岩盤浴ブームというのがあり、全国各地に雨後の筍のように事業所が出来ましたがその多くが姿を消しました。
ブームは必ず去るのです。
ブームに乗るのは他力本願、一時のシアワセ、その後の不シアワセってことです。

そんなんじゃなくて、自力本願を志向すべき。
起業する所以は、あなたにしかないもの、それはご自分の経験、これまで生きてきた歴史の中に全て種が埋まっている。

事業への思いも大きい。
強い思いがあるということは、過去にその思いを抱く経験や出来事が必ずあったはずです。

是非、ブームに惑わされず、ご自分をじっくりそして深く深く振り返って、これが自分のビジネスだ！というものを掴んで欲しいと思います。

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