新しいリアル

2017/08/18

昨日は販促塾４日目、テーマはＳＮＳ発信でした。
この塾も始めて８期、１年半位やっていますけど、このＳＮＳは回を重ねる毎にインフラ化の度合いが増していて、使い方もやっているメンバーもどんどん変化しています。
発信メディアの中心はＳＮＳが当たり前になりましたね。

先日、テレビを見ていたら、大手新聞社のやや年配の編集委員の方が言っていましたが、「ＳＮＳは相当フェイクが混じって信ぴょう性に欠けるので自分は信用しないし、ＳＮＳをやらない」。

ん～、いかにもＳＮＳをやらない人の言葉だな～と思いました。
確かにＳＮＳの投稿は玉石混交、フェイクな投稿も混じっているだろうし、各自発信したいことをリアルの中から切り取ってＳＮＳに載せているわけですから、リアルと違うのは当然と言えば当然。

でも、ほぼ全員がスマホを持って、その中の相当数がＳＮＳの中で、投稿前提で生きているわけですから、そんなことを言っていても全く意味がないと思うのです。
逆にフェイクや各自都合の良いことだけを発信している、そんな性質がＳＮＳにはある。
でもそういったことを差し引いても、余りあるだけの魅力やチャンスがＳＮＳの中には詰まっている、と割り切って付き合えばよいんじゃないかと思っています。

ＳＮＳメディアを自分のビジネスに活かしたい企業家なら、このＳＮＳの世界に軸足を置かないで商売が出来る時代では全くなくなった。

そもそもリアルの世界でも日本のマスメディアの報道の偏向ぶりはあきれるレベルだし、新聞報道でも怪しいな～と思いながらいつも読んでいます。
世の中の情報なんて元々そんなもので、それを全て信じるのは危険なことなのです。

リアルの世界にＳＮＳが半分位入ってきた。
それが新しいリアルなのだと思います。