気付いてもらうために
2016/04/28
この10年の間に街の中心部から郊外にどんどんお客さんが移動していきました。
この現象、地方都市はどこも同じ。
釧路市の中心市街地である北大通り。
20年くらいまでは人ごみであふれていたこの界隈も今やシャッター街。
お祭りのパレードの日以外は人通りもまばらです。
お店も年々減っているのですが、
そんな中でおっ!と看板を発見。
ここは文具店なんですが、丁度筋向いの交差点で停車していると目に入るんです。
文具も放っておくとついつい郊外の大型店や今だったらホームセンター
に行ってしまう。
僕は家が近いのもあり、この文具店で買うようにしています。
何故なら品揃えが文具に関しては一番豊富で値段も変わらない。
さらにお店の人が商品に詳しくて対応も感じが良いからです。
もっと気にいっているのが販促物を自分で作る際のちょっと厚い
上質紙にオリジナル商品があり、かなり割安の値段で出しているのです。
このようにお店や商品の内容が良い店が中心市街地にある。
でも中心街は残念ながら集積としての魅力がもう無くなっている。
そのためについつい同じ商品を買う時でも忘れられがちになって
お店の選択肢から漏れてしまいがちになります。
このような立地のお店では、忘れられずに気付いてもらう方策を常に続け
る必要があります。
Pあります。ここから徒歩30秒です
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普通のPの看板だとまず目にとまらない。
ここでは垂れ幕(タペストリー)に手書き文字。
とても目立ちます。
常にシグナルを出し続ける。
気付いてもらうには販促活動しかありません。
まずは店頭の看板からやってみては?
乗山徹
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