素朴な疑問大事だな～

2017/08/02

今日は車で地方に出ました。
たまたまつけたラジオ番組に引き込まれついつい到着まで聞き続けてしまいました。

その番組とは「ＮＨＫ夏休み子ども科学電話相談」
小学生が電話で一人一問質問して、４人の大人の識者が持ち回りで答えるというもの。

出だしの会話のやり取りも、「こんにちは」と大人が言ったら「シーン」としてあいさつが返ってこなかったりと、中々意表をついた空気感が可笑しかったり、可愛かったりするのですが、質問がまたさらに意表をついていて、そう言われてみれば不思議だな～というものばかりで、大人が聞いても勉強になる内容なのです。

例えば、「ネコや犬の鼻は何故濡れているのですか？」という質問がありました。

確かに、人間の鼻の表面は乾いているのに、ネコや犬の鼻は触ると濡れていますね。

で、回答は、「犬やネコが昼寝した寝起きに鼻を触ってみると鼻は乾いている。自然に濡れているのではなく、常時犬やネコは自分で鼻の頭をなめて濡らしているのです。何故そんなことをするかというと、人間のような霊長類以外の動物は視覚よりも嗅覚で敵のリスクを感じ取る。鼻を濡らして臭いの粒子(分子）が鼻につくようにして、より臭いを判別しやすくしている」との事です。
ナルホドです。

もう一題、「ネコの舌はなぜあんなにザラザラしているのですか？」

そう言えばネコになめられるとザラっとしていますね。

答えは「ネコはベロで舐めて毛づくろいをしていますが、あれはベロがザラザラしてブラシの代わりをしている。さらに同じネコ科のライオンの舌は舐められると血がでるほど大根おろしのおろし金のようになっている。食料の乏しい草原で獲物はそうた易くは当たらない。獲物の骨についた肉を残らずそぎ落として食べられるように舌がおろし金状になっている」との事です。

まあ、知っていてどうなる知識でもないかもしれませんが、「何故だろう？」と疑問を普段持たないで僕たち大人は暮らしています。
「何故だろう？」と思う、そんな素直な視点って何か凄く大切な気がしました。

「何故おにぎりだと普通のご飯よりおいしく感じて沢山食べてしまうんですか？」なんて質問もありました。（笑）

素朴な疑問、大事だな～