タイムマシンにお願い

昨日のブログで書きましたが、かつて子供の声で溢れかえっていた小学校の校舎が、今は元気な高齢者が出入りするシルバー人材センターになっている。
１０年、２０年経って、全く都市の風景が一変したのを、目の当たりにしているわけです。

世の中がこれだけ変化しているんだから、成り立つ産業や仕事が変わってくるのも至極当たり前。
昨日、たまたま介護フェアの会場に行くことになり、介護ロボットやシステム、商品の最前線を見ることが出来ました。
介護業界は完全に人不足で、職員の負担を軽減させて生産性を向上させることが喫緊の課題ですが、そこに大きな市場が広がっている。
少なくとも２０年前にはこの市場は殆どなかった。

かつて孫正義氏は米国で起こったことは日本でも起きるという前提で先取りするタイムマシン経営をしていたと言われます。
自分の業種が「小学校の校舎」のように、今後需要が尻すぼみなのが明らかな場合、需要が見込まれる道に方向性を変えるという選択は、正に経営者の仕事じゃないかと思います。

需要が衰退してから買い叩かれるのを座して待つのではなく、未来を先取りした商品を企画提案する、そんな生き方に変えるべき時代に来ているように思います。
時にはタイムマシンに乗って行きましょう。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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