ブラバシリ

最近、朝ランのコースを色々と変えています。
定番コースは釧路川の３つの橋（旭橋、くすり橋、幣舞橋）の周りをぐるりと１周するコースで真冬もずっとこのコースばかり走っていました。

真冬は除雪の関係もあり走れる道は限られるのですが、せっかく夏場は制約がないのでもう少し色々な道を楽しんでみようと思い立ちました。

今走り始めたのが釧路では最も古い地域の南大通りや米町、浦見町の高台などで、昔石川啄木もこの辺りで詩を詠んだであろう場所です。
石川啄木が釧路駅に降り立ったのが明治４１年ですが、その時代にはこの旧市街が街の中心だったのです。

南大通りを走っていて感じるのは、そのレトロな雰囲気が何となく懐かしく好きなのですが、どこ走ってもちょっとカビ臭い（笑）。
さすがに商店街と言っても、商店も少ないし、住むにはちょっと不便な地域になっているんだろうな～と思う。

前から車で通ってその存在は知っていたのですが、南大通りから高台の浦見町へ抜ける人しか通れない坂があるのです。
登り口が三か所あって坂の途中で合流するのですが、三日かけてそれぞれ登ってみたら、途中誰も通らない道らしく草ぼうぼうの道、勾配は緩いけど距離が長い道、距離は短いけど凄まじい勾配の道がそれぞれあることが分かりました。

坂を上り切ったら今度は浦見町の商店街に出ます。
こちらは更に営業している商店が数えるほどしかなくもう商店街とは言えないよな～と。

って感じで、車で通るのでは見えない地域のことが色々感じられるのです。
ブラタモリみたいになってきましたが、こうやって細かく道を走っていくと、自分の街のことや歴史、世の中のこと、商売のこと、思わぬ発見があるように思います。

雪がガチで降るまで、このブラはしりを続けてみようかな～と思っています。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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