アップデートしないといつの間にか消えていた・・・

2016/11/17

今朝、ツィッターを見ていたら、1999年に2万2,296店あった書店数が、2014年には1万3,943店に急減したというブログ記事がリンクされていました。
１５年間でほぼ半減、すごい勢いでリアルの書店数が減ったことになる。

確かに、僕自身見ても書店に本当に行かなくなった。
かと言って本を買わなくなったわけではなく、むしろＦＢ見てAmazonで即クリック買いが増えたり、Kindleで電子書籍買ったりと、購入冊数自体は増えている。

多分、リアルの本屋さんに行かなくなった原因は他にもあって、ＳＮＳやブログを見ているだけで、わざわざ本屋に行かなくても話題の書籍などの情報が十分手に入るから。それとＳＮＳに時間取られて、本屋に出かける時間がなくなっているのだと思う。

本屋を巡る状況がどんどんアップデートしている内に、既存の本屋さんがどんどん消えていった。

多分、アップデートしているのは本屋さんだけの話じゃない。

昨日、中小企業家同友会で話してくれた若手不動産鑑定士の小原孝太郎さんによると、不動産鑑定の世界も以前は官公庁の仕事を随意契約でもらえる安定した業界だったけれど、今や競争入札で他地域の業者が大量に入り込む価格競争の世界となって既存のやり方が全く通用しなくなっている。
これからはＳＮＳを無視して仕事は出来ないと気づき、ＳＮＳ発信に力を入れるようにしたらブログやホームページへのアクセスも大きく増え、他地域からの依頼なども増えてきたとのこと。

業界がアップデートしているのだから、そこで生きる自分もアップデートしないと、消えていった本屋さんと同じ運命をたどることになる。

気付いたら、「あれ？乗山さんって前にいたけどどうしたんだろう？いつの間にかいなくなったね」
ってならないように、激しいアップデートの波に消されないように自分も常にアップデートしないとね。

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