経営理念について

仕事柄、会社にお邪魔して社長室で経営者の方とお話することが多いのですが、「経営理念」を書いて壁に貼ったり、額に入れていれて掲示してある一方で、経営理念自体をつくっていない会社もあります。

以前、ある若手経営者の集まりで、今の経営理念は先代がつくったもので、自分の代になって新しくつくり変えたいのだけど、中々文言が出てこないという声が多かった。
僕自身もコンサルタントとして独立したての頃は経営理念を一応は作るのですが、今一ピンと来ないな～といった感じでした。

一方で、とても成長している会社や素晴らしい経営をしている会社では、経営理念がその会社そのものを表現していると感じることがとても多いのです。

僕が思うに、会社経営をしていれば浮き沈みの波は常にあり、ギリギリの極限まで追いつめられることも幾度となくある。
そんな時に、自分の全てを剥ぎ取って最後に残る自分の役割、使命を言葉にしたものが「経営理念」ではないか。

そうして出来た、本当の自分の役割を言葉にした「経営理念」だから、それはただの空疎な言葉ではなく、常にお客さんや働く仲間への誓いであり、常に携えている信条と約束なのだと思う。だから経営理念は人に伝えるより、まず経営者自身の自分への約束なのだと思う。

クライアントが自力で収益を産む仕組みを構築するコンサルタントたれ
そのために中小企業者に寄り添い伴走しながら顧客の夢を実現します

 
これが僕の経営理念です。
これをお客さんに納得してもらうには、仕事で証明するしかないということ。
経営理念と実際の行動や結果が一致して初めてその言葉の信ぴょう性が増し、会社は信頼を獲得する。
頑張りますわ。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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