未来をつくる仕事
昨日は「余計な仕事」を「未来をつくる仕事」と置き換えて実践できた会社だけが、生き残ると書きました。
実はマーケティングだけの話ではなく、会社が未来をつくる新しい事を始めようとした時には必ず軋轢が起こります。
今の仕事に余裕のある社員はいない。
皆、必死に自分の与えられた業務をこなしている。
だから、いきなり今日から新しいことをやってくれって言われても、それは余計な仕事以外の何物でもない。
そこを敢えて、社内の仕組みを創って再構築できるかどうかで未来が決まる。
国税庁が調べた企業の生存率は1000社のうち
・5年生存率 148社
・10年生存率 63社
・20年生存率 4社
・30年生存率 ほぼ0社
30年後には今ある会社はほぼ全ていなくなっている、或いは生き残る会社の方が奇跡みたいなものなんだということです。
ウソだろう!と思うかもしれませんが、これは本当の数字です。
会社というのも人間の生命と同じように永遠には生きられないし、今目の前でうまく行っているように見えても、常に廃業リスクと隣り合わせだという事実をこの数字は冷徹に物語っています。
「未来をつくる仕事」を「余計な仕事」だと言われて簡単にあきらめている場合ではないのです。
会社は必ずつぶれるもの。
それをつぶさない唯一の方法が「余計な仕事」に取り組み続けることなのです。
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乗山徹
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