余計な仕事

昨日は年に一度の中小企業家同友会釧路支部のビアパーティの演奏と打ち上げ、午前様で今日は久々の死んだ診断士状態（笑）でぐったりしていました。

さて、今日のテーマは何故、多くの人や会社がセミナーや塾、本を読んだりしてマーケティングを学んでも、中々成果を出せないかについてです。
殆どの人は、良いセミナーだったととても満足して帰路につく。
でも、本当にその学んだことを、自社の仕組みに落とし込んで実践して成果を上げるまでに至る会社は極めて稀です。

恐らくその最大の原因は「余計な仕事が増える」からです。
もちろん、本当は余計な仕事じゃないんですよ。
余計な仕事どころか未来の顧客や売上、メシの種をつくる極めて重要な仕事なんですが、学んだ本人でさえも、その重要性が腑に落ちていない。
結果、やらない、行動に移せないまま、学んだことが忘れ去られてしまうのです。

どんな会社もコアとなる業務を中心に日々回っています。
中小企業が「余計な仕事」をやるには、ヒトもカネももちろん余計にかかってきます。
そこを敢えて投資をするかどうか、経営者にその覚悟があるかどうかじゃないでしょうか。

その覚悟を持って「余計な仕事」に投資して新しいシステムを回した会社だけが、未来の成果を手にすることが出来ると思っています。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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