唯一無二の一流

昨日、企業の１０年生存率が５％という話を書きましたが、これは中小企業者が常に倒産リスクの圧力を受け続ける存在であることを証明している数字だと思います。

逆風を受けて続けているからこそ、経営者というのは常に成長を志向し、学び、行動して成果を出し続ける、そうして初めてプラスマイナスゼロ、或いはほんの僅かにプラスが出る。
自分はどうせ大したことないから食えれば良いやとか、一流でなくても三流で良いか、って思っていると、やがて食えなくなるし、三流どころか四流、五流に落ちて来る。

そもそもそんな志向で、お客さんが喜ぶ商品を提供できるわけがないのです。
恐らく「覚悟」の本質はその辺にあって、何よりも自分が顧客に素晴らしい商品を提供し続ける、そこに嬉々として取り組む覚悟があるのか、無いのか、そこが問われるのだと思うのです。

つまり中小企業者自身がどう生きたいのか、三流に甘んじて良いと思うのか、自身が考える唯一無二の一流を目指すのか、それで１０年後の結果が出る。
後者を志向しない限り５％に入らないのだと思うのです。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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