集客をシステムとして見る
最近、あまり使ってない脳みそですが、僕が経営コンサルタントとして独立する前はコンピューター屋に勤めて営業、その前はシステムエンジニアとして情報システムの設計とプログラミングをしていました。
事務計算のシステムを組んでいたんですが、僕が昔設計した経理や給与計算、販売管理などのシステムが今でも動いていると、先日前職の会社の後輩が言ってました。
どんな目に見えないことも、システムとして形に表現してみるとモノが考えやすくなるものです。
例えば、今の僕の仕事のテーマである「集客」をシステムとして考えてみましょう。
そもそも、人はどうしたら、数多あるお店の中からうちの会社を選んできてくれるのでしょうか?
大声でウチの商品を買ってください!とただ叫んでも、あまり効果があるとは思えません(笑)。
実は、ウチの商品やウチの店に興味を持ってくれる人は、極めて限られているのです。
例えばウチがペットフードを売りたいとしたら、欲しいのはペットの飼い主以外に有り得ない、ペットを飼っていない人にいくら呼びかけても無駄ですよね。
これは、あらゆる会社、商品に共通の原理なのです。
ですから集客システムの最初に考えることは
1.ウチの商品を好きになってくれそうな人(ターゲット)を絞ることです。
さらに、絞ったターゲットに訴求するための
2.強みを特定して言葉で表現する
そして
3.ターゲットがいつも接していそうなメディア(例えばチラシとフェイスブックとか)を選んで提案(発信)する
たまたまその提案を目にして
4.顧客が来店する
5.POPやリアル営業で顧客に気に入ってもらい購買してもらう
6.さらに来店してくれるように顧客に寄り添いながら定期的にメディアを選んで情報発信する
7.お得意様がさらに新しいお客さんを連れて来たり口コミで来店を促してくれる
4へ、それ以外は1から再スタート
って感じのシステムをグルグル回すのです。
システムの流れを一度書いてみると、さらにやるべきことのの具体的なアイデアが色々浮かんでくると思います。
このシステムを見て分かるのは、能動的に売る側が発信しないとシステムは回らないということですね。
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乗山徹
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