ブラ・シーサー君、やってみようかな

2016/08/22

これまで台風が少なかった北海道ですが、今年は太平洋高気圧の位置が東にずれて居座っているせいで、台風の通り道になっているようです。
お盆過ぎからずっと前線と台風の連続的な襲来で、生まれて初めて差し迫った洪水の心配をしています。

津波や地震と違って、台風などの気象が原因の災害は、ある程度の予測が可能だし時間もある分、災害対策はやろうと思えば出来るのだと思うのです。
災害が自分の身に降りかかる確率が高まっているので、こっちも真剣に色々調べてみたら、ネット上に役立つ情報がかなりあることが今回分かりました。

１．天気予報アプリはYahoo
天気予報アプリは色々ある中でYahooがオススメです。
今日明日の天気はもちろん

１時間ごとの天気、降水量、風速なども出るので、何時ころ、どの程度の天気なのかが細かく分かる。

それと雨雲レーダーは、今から６時間後まで、視覚的にピンポイントでどの位の雨が降るか分かるので、ほぼ正確に天気を予測できるのです。

２．河川氾濫の危険度はYahooの天気・災害情報
河川の水位と氾濫危険性はYahooの天気・災害情報が超優れています。
全国どの河川も地図上で選べますし

流域の観測ポイントのどこで危険性があるか指示してくれるし

観測ポイントごとの警戒レベルが１０分ごとに示されているので、自分の近くのポイントを見れば、わざわざ川を見に行かなくても（笑）、どの程度危険が分かるのです。

３．自分が住む市町村のハザードマップはホームページからダウンロードしてチェックしてみよう
今回、改めて勉強になったのは自分が住む地点が川が決壊した場合に冠水しそうかどうかが、市のホームページからダウンロードしたハザードマップで視覚的に理解できた点でした。

自宅は釧路港の近くで河口にも近く、水没は免れないと思っていたら、さにあらず。恐らく元々砂浜だったところを港湾建設の際に埋め立ててこの一帯の土地が高く盛られているのだと思うのです。

そんな視点で朝ラン時に港湾エリアと他のエリアの境を見ていたら１メートル位高くなっているのが分かりました。
と、なんだかブラタモリみたいになってきましたが、国土の建設は災害との戦いの歴史とも言えるのではないかと思います。

今の釧路市は釧路川と新釧路川という大きな河川が２本あるのですが、元々釧路川１本だったのを、度重なる川の氾濫対策として、新釧路川という人工川を新たに掘って、上流の釧路湿原の水門で２本に分岐させて今がある（１９３１年）。
それが無かったら、今回の台風の連続でとっくに洪水になっていたでしょう。
先人は偉かった。

ブラ・シーサー君で地元の歴史を研究しようかな（笑）。