底の自分と向き合う

昨日、トイレ掃除の話を書きました。
経営者が自らの手でトイレ掃除をすると、見えてくるものが多いと言います。

同じような話ですが、先週の土曜日に聴いた木野親之氏（松下幸之助氏の下で数々の事業を成功させた今年９０歳になる経営者）の講演の中でも、経営で途方に暮れた時に反転のきっかけになったのが、油で汚れた廊下の掃除を自らの手で始めたことだったとのこと。

実は、僕が嘗て仕えて、今でも自分の人生の中で最も尊敬する経営者も、どうすべきか袋小路に入った時に最初にやったことが、会社の敷地のゴミ掃除だったといつも言っていました。
僕が追い詰められたら必ずランニングするのも同じようなことかもしれません。

多分、それらの行動で、底の自分と向き合うことが出来る。
底まで行けば、前を向くしかない。
結局、自分でやれることを一つずつ積み上げることしかないと分かってくる。

ゼロを１に変えるために、まず貯まった澱を掃除してそぎ落とす必要があるのだと思うのです。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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