売上アップアドバイザー シーサー君

*

ゼロから1が商いの原点

   

今朝のNHK連ドラ「トトねえちゃん」で戦後の闇市で自分達の作った女性向け雑誌が初めて売れて、皆で抱き合って喜ぶシーンがあり、ちょっと胸が熱くなりました。
新規ドキュメント 11_1
商売の始めは必ずゼロからのスタート。
そのゼロが1に変わる時が、それまでに数多くの障害を乗り越えてきた上での記念すべき瞬間なのだと思うのです。
僕はここに商売の原点があると思う。

僕自身も、今コンサルタントなんて商売をやっていますが、そのスタートは民芸品店の売り子のアルバイトでした。
売り場で初めて、お客さんに声をかけてキーホルダーを買ってもらった瞬間は今でもはっきり原体験として覚えています。
恐らくその時以来、売るという行為に大きな価値を感じ、誇りのようなものを持って今に至っていると思います。

売るという行為は面白い。
売るという行動に誇りを持つべき。
売るという行為は世の中を支えている。
売買が無ければ人間社会は成り立たない。

ゼロを1に変える。
そのために自分の職業人生をささげる。
商人の原点であり、ここに誇りを持つべきだと僕は思っています。

The following two tabs change content below.
アバター画像
北海道釧路市の中小企業診断士&ITコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中!

 - シーサー君ブログ, マーケティング, 最新NEWS, 経営

  関連記事

地元で売れないものは

昨年、中国の瀋陽市の商談会に参加して現地のバイヤーの複数の方々に言われたことが「 …

需要などない、だから需要は自ら作り出す

これから創業しようとする方からこんな相談を受けることがあります。 「どんな商売が …

お客さんは来る理由を強烈に持っている

昨日の記事、「本丸ダメなら落城近し」で商品力がマーケティングの中では第一義的に重 …

営業マンの憂鬱

「お客さんは見積を出したら必ず他社から相見積を取っていて受注できてもほとんど利益 …

世直しのための試論

先日の記事で「2-8の法則」は世の中のあらゆる側面を説明できる真理ではないかとい …

取るべきビジネスモデルが完全に変わってしまったのに

北海道新聞の夕刊(2/29)で、先日の釧路市新橋大通商店街振興組合のセミナーの様 …

心に化学反応を

先月、釧路市議会議員の金安潤子さんと、釧路市港湾部にある案件の事情説明会に行った …

売れ行きは掛けた手間が全て

昨日は販路開拓の支援で営業同行をしました。 2社同行しましたが、両社ともよく話を …

後悔先に立たず

BCPって知っていますか?business continuity planは事業 …

先入観なしで、ありのままで

以前、今の時代の激しい変化を称してドックイヤーという言葉がさかんに使われましたが …

PAGE TOP