死ぬほど大事なワンフレーズ

自分の商売を相手に伝えるワンフレーズを考えてみてください。
最近、こんな作業をコンサルティングの時にやってもらっています。

自分の強み、特長を、自分の商売のターゲットに響く言葉で分かり易く伝えるのがマーケティングの基本。
このワンフレーズを絞り出すのは、とても難しいけど極めて創造的な作業です。
このワンフレーズがあるととても動きやすくなるし、仕事の声が掛かりやすくなるのです。

例えば僕だと、中小企業診断士だけだと一体どんな仕事をやってくれるのか、相手には分からない。
自分の商売を表現する「売上アップアドバイザー」「店長のための楽脳集客道場」といったワンフレーズを名乗ってみて初めて、ターゲットは目に止めてくれる。

なぜ、自分の商売をワンフレーズで表現するのが難しいのか？
それは自分の商売の強みを客観的な目で見直さなければならないからです。
自分のことは自分で中々見えていない。
そこを敢えて客観的な視点で見つめなおし、言葉で表現し直した瞬間に、人に説明できる商品となるのです。

僕も含めて殆どの人が、自分のことを売るのが苦手です。
苦手というより自分を売り込むのが嫌いなのです。

でも、そんな人でも商品という形をしたものを売るのは得意なのです。
自分のことを商品としてワンフレーズで表現し直した途端、「売りづらかった自分」から「説明し易い商品」として生まれ変わるのです。

だからこのワンフレーズが死ぬほど大切なのです。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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