雇用にこそマーケティングを

３年位前からだと思いますが、経営者同士の話題で一番多いのが「人が採れない」というもの。
これは新卒も中途も含めて、全国津々浦々どこに行っても同じ状況のようです。
このままでは労務倒産もありうる、なんて悲鳴に近い経営者の声も聞こえてきます。

この課題の解決策として一つだけ絶対的に言えることは、「雇用にもマーケティングが必要になった」ってこと。
雇用の既存メディアと言えば、ハローワークや新聞広告、求人誌、求人サイトなどですが、それらに任せているだけでは、人が採れない状況は解決できない。
つまり、雇用に関する既存メディアが機能しなくなっているのです。

人を採りたかったら、企業自ら、自分のメディアで求めるターゲット（求職者）に届くメッセージを発しない限り、気付いてもらえない時代に入ったのです。

・エリアを選んで強烈に響くメッセージチラシをポスティングしたり、エリアを選んでＦＢ広告をうつ。
・普段から経営者はブログを書いて自分の言葉で経営への想いを綴る。
・社員の楽しい働きぶりをインカメしてフェイスブックやTwitterでバンバン流す
等々・・。

良い会社は良い会社なりに、ブラックはブラックなりにウソ臭く（笑）、求職者に伝わる。
ブラックな企業には向かない発信法だけど、ちゃんと経営をしていると胸を張れる会社には、これほど適した発信方法はない。

自ら発信する企業には、本物には追い風が、ブラックには北風が吹いているのです。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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