あの時自分に決定的に欠けていたもの

2016/06/06

もう一話しつこく、自分の歴史について書きます。
自分の今のマーケティングコンサルタントの起点が２０代の仕事の鬼時代にあるという話を昨日書きました。
僕はその時、オーナー社長も含めて会社のナンバー３の位置で、毎月開かれる店長会議の中で話される内容で、どうしても分からない部分があった。

それはＢＳ、貸借対照表です。
損益計算書（ＰＬ）は見ていても当たり前に分かるのですが、ＢＳの見方が全然分からない。
かといって何を勉強していいのかも分からない。
任されていたのは店舗運営なので業務上、知らなくても困らないと言えば困らない。

でも、この頃思っていたのは、俺って財務はじめ世の中のこと全然知らないガキだってことです。
実はこの頃からいつか自分で商売をやろうと思っていたので、財務知らないと商売ヤバイよな～と感覚的に分かっていた。
だから、財務も含めて世の中の仕組みを知らない自分が気持ち悪かった。
知らないことを知りたいと渇望していたんでしょうね。

その後、釧路に戻り、事務員、コンピューターのシステム構築、営業マンを経験し、中小企業診断士資格を取って、さらに経営コンサルタントとして仕事をする内に、気が付いたら企業再生のプロとして財務でメシを食っていた。
いずれにしても２０代のあの頃が起点になっている。

人間、絶対譲れなく拘っているものがあると、何年かかろうが、無意識に手に入れようと行動するものなんでしょうね。
今の自分は全て過去からの因果応報によって成り立っているとつくづく思います。

【お知らせ】
**************************************
７月５日（火）スタート５日間【第４期　販促の達人養成塾ｉｎ釧路】景気に左右されないホンモノの儲かる仕組みを会社に導入するためのグループコンサルです。限定６名様、お早めに。

詳細とお申込みはこちら