取るべきビジネスモデルが完全に変わってしまったのに

2016/03/04

北海道新聞の夕刊（2/29）で、先日の釧路市新橋大通商店街振興組合のセミナーの様子が紹介されました。

さすがに講演の要点をズバリまとめてくれました。

釧路市新橋大通商店街振興組合は２７日、釧路市民文化会館で販売促進セミナーを開いた。市内の商店主ら約３０人が参加し、講師からは「自店の強みを考えて、ターゲットを絞った販売促進を」と助言を受けた。商店街を活性化しようと昨年から続けているセミナーの３回目。講師を務めた釧路市の中小企業診断士、乗山徹さん（58）は商品や商店主の人柄など自店にしかない強みを認識する必要性を強調した。その上で「自店を利用してくれる人はどんな人なのかターゲットを絞り、その人に届くように宣伝するのが基本」とアドバイスした。

全てのお客さんがターゲットなわけではなく、自社を支持してくれるターゲット顧客は限られている。販促とはその絞られたターゲットにメッセージを伝えること。

またそのための手段としてインターネットで交流できるフェイスブックが優れていると説明。フェイスブックを使うと、お店や店主に共感を抱いている人が絞り込まれ、効率的に関係を深められるという。一方で宣伝だけに終始すると嫌がられることもあることから、乗山さんは「フェイスブックは相思相愛のメディア。相手の書き込みにコメントするなど親しみを持ってもらうことで商品情報を出した時にも拒否反応が低くなる」とポイントをしめしていた。

フェイスブックほど自社のターゲットに伝えやすいメディアはないのです。

本当に知るべき人がセミナーに集まったと思っています。これらのことは地元で商いを営む商店街の商店主が正に絶対知って自らの商売に活かすべきことなのです。
ＳＮＳをビジネスに取り入れるなんて、もう当たり前すぎることなのに、他の殆どの商店街の人たちはこんな基本的なことも分からないで、お客さんが来ないと嘆いている。
冷静に考えると、相当まずい世の中だ。
マスマーケティングが完全に死んでソーシャルマーケティングに完全に世の中が切り替わった。取るべきビジネスモデルが全く変わってしまったことを商売を営む殆どの人が分かっていないなんて、とんでもない状況だと思う。
こういうセミナーをもっともっと色々なところで開いてもらわないとダメだな～と心の底から思ってます。

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