世界のケースケ誕生！

2016/02/02

昨日は釧路市地域雇用創造協議会主催のおたる政寿司三代目、中村圭助さんのマーケティングセミナーでした。

今回のセミナーはこれまでに無い新しい試みを取り入れて斬新なものにしたいと以前から三代目に構想と意気込みを聞いていたので、とても楽しみにしてました。
その新しい試みとは「寿司を握りながらビジネスセミナーをやる」というもの。

会場も世界三大夕陽と称される釧路の夕焼けを最も堪能できる釧路プリンスホテルの最上階スカイレストランのトップオブ釧路です。
時々刻々と色を変えていく大自然のシルクスクリーンをバックにお話が始まりました。

自社でこれまで取り入れてきた数々のマーケティングの実践事例を紹介しながら、手元を見せながらの寿司の実演の見事さに、会場から次々と拍手が。

途中、何故か僕もステージに上げられて、人は立ち位置、視点が変わるだけで、プラスの行動にもマイナスの行動にも走りうるという実例を期せずして演じてしまいました（笑）。

世界発の寿司を握りながらのビジネスセミナー、画期的でした！
元々、おたる政寿司は素晴らしい会社ですし、これまでも三代目のセミナーは何回も聴いてきて、いつも勉強になることばかりです。
でも、今回はセミナーはセミナーのあり方に新しい一ページを開く斬新なものでした。
僕が革命的だなと感じた部分はどこだったのか探り当ててみると、それは弁士が語っている背景への理解が、実演を伴なうことによって聴いている者にハンパなく深く伝わるということじゃないでしょうか。
それは「寿司とは何か？」という本質的な部分にまで思いが至ってしまいました。
寿司は日本の伝統文化であり、それは歌舞伎や能に通じる日本独自のものであり、さらに食の芸術とも言える素晴らしいものだと思いました。

ビジネスセミナーというと、語られる他社の事例から学んで自社への置き換えをするということを受講者は一般的に行うと思うのですが、こういう実演を体験することにより、自分がその会社の一員になったようにより入り込むことが出来るように思ったのです。
これは動画にも言えるかもしれませんが、セミナーや販促に動きを取り入れていくといくと伝わる情報量と深みが圧倒的になる。実演は動画よりさらに何倍にもなる、新しいな～と思いました。

三代目、寿司文化を世界に広める「世界のケースケ」でマジいける（笑）と思った夜。

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