自撮りから始めたら？

2015/12/05

１２月になってしまいました。飲食店は１年でも最も忙しい時期、こんな時期に花の金曜日に大人数の飲み会が決まり会場探しをすることになりました。

思い当たる順番にどこに聞いても、「いや～この日は団体の入る部屋は埋まってまして」と断られることに。
と実際に僕が昨日体験したどこにでもある話なんですが、実はここにお店の売上アップの秘密が隠されているんじゃないかと気づきました。

人はどんな風にしてお店を選んでいるか？ということです。
１．僕は全く無意識に頭に思い浮かぶお店から連絡したら、皆完全に埋まっていた。つまり僕が声かけた店は繁盛店なわけです。
２．自分の頭にどうしてそれらの店が思い浮かんだんだろう？と振り返ると、リアルの場で店長やオーナーと顔を合わせている、ＳＮＳでつながっていて発信を良く見る、のどちらか、或は両方なのです。
３．一方、その他大勢の店は、とても良い店なのかもしれないけど、多分完全に忘れている。それは店長さんやオーナーをリアルでもＳＮＳでも見かけることがないから。というより店長やオーナーがどんな人なのか良く知らないのです。

つまり、繁盛店は経営者やお店を運営している人たちがお客さんとの関係性をリアルとＳＮＳの両輪を回して日常的に育んでいる。
その他大勢の店は人としてお客さんと関係性を作れてないから完全に忘れられている。

集客しようと思ったら自撮りＦＢ投稿から始めるとかしたら良いと思います。
何故なら飲食店の不振の原因は料理や店のつくりにあるのではなく、お客さんに忘れられているから。何故忘れられているかというと人として相手の記憶に紐づけされてないからです。
良くＳＮＳに料理の写真だけアップしている投稿を見かけますが残念なことやっているな～といつも思います。お客さんの記憶は人に紐づけされている。宴会料理なんて一定以上の水準なら、正直どこの店だって良いのです。というよりどこの店もレベルが上がってその部分ではもう差別化できないのです。
料理（商品・モノ）＋人（顔）って販促では凄く重要だと思います。
マジで言ってますから。（笑）

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