これさえやればあなたも今日から販促達人！

2015/11/11

昨日は釧路市新橋商店街振興組合の販促セミナー２回目でした。
今回はチラシ販促がテーマ。２時間の中でチラシ販促を参加者が自力で出来るようにして欲しいという、ハードな（笑）課題です。
１時間が理論編、残りの１時間でワークショップしながらコツをつかむというセミナー設計にしました。果たしてこの短時間で目的達成できるかな？

僕は普段、チラシの反応を上げたいというお客さんには、今の（反応のない）チラシをスマホで撮ってもらい、その画像をＦＢメッセージやメールに貼りつけて送ってもらって添削のやり取りしています。

そこでいつも思うのは、「全ての構成が悪いわけではない」ということ。殆どの場合、伝えたいことは書いているのです。どこに問題があるかというと、「一瞬で見てもらえる仕掛け」が無いということに尽きます。
一瞬でお客さんは中味を読むか、読まないで捨てるかを判断しているのです。そして殆どのチラシは捨てられる運命にあるという訳です。ですからこの「一瞬で見てもらえる仕掛け」が無いチラシはお金のムダ以外の何物でもありません。

その「一瞬で見てもらえる仕掛け」で最も大事なのは「キャッチコピー」です。その他、顔出しなど仕掛け的には沢山ありますが、絶対と言えるのがまずキャッチコピー、ここで８割方決まると言っても過言ではありません。
それじゃあ、「エッジの効いたキャッチコピーを創ってみてください」といきなり言っても、初めての人は中々面白いコピーはつくれません。
そんな時、簡単に冴えたコピーが出てくる方法があります。それは良い事例をパクること。昨日も、「難しく考えずにまずサンプル事例の型をそのままぱくって言葉を出してみて下さい」と言うと、良い感じのチラシ案が出てきました。

こんな感じで、「びっくりセール」と言われもびっくりしないのですが、

ターゲットに呼びかけたり、３つにまとめることでスッキリ届きます。

演劇のチラシですが、どこに良さがあるのか今一つ分からない

キャッチコピーと内容を３つにまとめると、何だろう？て読んでもらえる。

ワンちゃんは可愛いんだけど、一歩弱い印象を

笑いを入れるとパワーアップ

普通のスーパーのチラシも

キャッチコピーをターゲットに直接呼びかけて、自分たちの笑顔を出すのです。

キャッチ以外はそのままで充分魅力的。

キャッチコピーだけ変えるのです。

セールの要件は書いてあるけど、良さが伝わっていないのを

顔出しや３つのまとめを使うと、パンチがぐっと出ます。

さらにキャッチコピーをつけると

今のお店のチラシですが

Ｘマス企画でターゲットに呼びかけるコピーと顔出し、個性を出すことで一気に訴求力がアップします。

って感じで７グループ全部がラフ案をつくることが出来ました。これをあとは仕上げていけばインパクトあるチラシが出来ると思います。
はっきり言って、何で皆さんこんなに出来るの？って驚きました。
それは、反応の上がるやり方をそのままパクったからなのです。このパクりを繰り返していけば、それはやがて自分のものになります。販促はパクりを繰り返すことが達人への道なのだと、確信に変わった夜でした。
販促を上達する方法を何か一つだけ教えてくれと言われたら、「徹底的にパクルことしかありません！」と答えることにします（笑）。

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