時代は変わる
2016/04/02
マーケティングの中心が既存の紙メディアからSNSメディアへと移行している。どうやらこれはまぎれもない現実のようです。SNSをどう使っていくか、どう発信して自分の商いに活かしていくかは全ての事業者にとって喫緊の課題と言ってもよいでしょう。
といきなり言われても、まだフェイスブック、Twitterだってやり始めてそんな経っていないし、見るだけで精一杯で何からどうして良いかさっぱり分からないという方も多いはず。或いは記事の発信を始めた人でも、自分の発信力がどの位の強さなのか、全体の中でどの位の位置づけなのかが分からない、何をどこまでやったら良いのか目標設定すら出来ないという方が多いのだと思います。
そんな中で今注目されている基準値としてKLOUT(クラウト)値というのがあります。これは自分のSNS発信がどの程度世の中の人に影響を与えているかを示す「偏差値」なのです。
・40未満 まだそれほど使いこなしていない、・40~49 平均的、・50~59 平均以上、・60~69 キラリと輝く何かがある、・70~79 傑出した何らかの特徴がある、・80以上 ソーシャルゴジラ
だそうです。
僕自身は現時点65~66位でこのKLOUTスコアを意識して発信してだしてから徐々に上がってきました。
最初は、自分のスコアのあまりの低さにショックを受けてやる気が失せる(笑)かもしれません。でも、本当にSNSを使ってマーケティングを成功させたいと思っているなら、僕は嫌がらずにこのスコアを受け止めるべきだと思っています。そして色々発信を変えてみて試してみると、SNS上の影響力がどんなものなのか感覚的に分かってくるし、この動きを理解することは今後のあなたのマーケティングに取って極めて重要な情報を含んでいるのです。
例えば、フェイスブックの投稿ってブログに比べて格段に楽ですが、この投稿1本多くするだけでスコアに大きく影響するのをやっていて知りました。これがただ単にスコアが勝手に動いているのではなく、FB記事1本の投稿であなたの存在を多くの方が認識することを意味しているのです。
僕が言いたいのは、たかがFB1本の記事と侮るなかれということです。全く記事の発信をしない人がこの世界でどういう存在か分かりますよね?KLOUTスコアはゼロ=存在していない、のと同じということです。
商いをする者として、こういう事実に目をつぶるのは自殺行為です。
時代は変わる、まだまだSNSの未来図はかけていないのです。怖がらずにこちらの世界に腰を据えましょう。
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乗山徹
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