隙間時間、あなたは何をする人ぞ

2015/04/25 2016/04/02

私達現代人は毎日、睡眠時間や仕事時間以外の殆ど全ての時間をメディアから大量の情報を無意識に摂取しています。一体どの位の時間をメディアに晒しているか勘定したことはないのですが、僕の場合、例えば今こうやってブログを書いている時間は文書の作成に集中しているので１時間３０分位は他のメディアには触れていません。資料作成したり、セミナーで話したり、お客さんと相対して相談を受けたり、コンサルティングに入っていたりする時も、他のメディアに接していない。それらの時間を仮に８時間とすると、睡眠時間の８時間と併せて１６時間は他のメディアとは接していないことになります。そこから逆算すると２４時間－１６時間＝８時間、は常に何らかのメディアと接していて、そこから無意識に大量の情報を浴びていることになるのです。

ここで視点を変えて自分のお客さんの時間割を考えてみましょう。当然、自分と同じように２４時間の中で８時間程度（個人差はあるとしても）の隙間時間にはずっと様々なメディアに晒されていることになります。
今、自分の商売の情報をお客さんに知らしめて気付いてもらうにためには、この隙間の８時間の中でお客さんの無意識の隙間にどう忍び込んで気付いてもらうか、ということに注力しなければなりません。
睡眠と仕事時間には割り込めないのですから、そのメディアと接している８時間の隙間時間だけが、気付いてもらえるチャンスなのです。
だから、この８時間の隙間時間にお客さんがどんな行動をしてどんなメディアと接しているのか？そこを具体的に考えないといけないのです。
実はこの８時間の奪い合いがハンパない。
そうですね、１０年前位まではこの隙間時間を大手を振って占有していたのがテレビだったというのは皆まだ覚えていると思います。新聞だってまだ読んでいる人が多かったし、雑誌もまだまだ花盛り。電通が世の中支配していた時代でした。やはり２１世紀になってインターネットが当たり前になり、スマホが出てソーシャルメディアが出てきた５年位前からマスメディアの支配が音を立てて崩壊したって感じじゃないでしょうか。

って感じでお客さんの８時間の隙間時間の時間割が現在進行形でどんどん形を変えているんですね。あんなに頂点に君臨していたテレビや新聞なんかも数ある選択肢の一つになっちゃったのです。
あなたの情報を載っけるんなら、あなたのお客さんが一番触れているメディアに載っけないと見てもらえないんです。せっかく時間やお金をかけてもカスリもしなかったら悲しいですよね。
全ての人の８時間の隙間時間の時間割が凄い勢いで変わり続けているのです。
「自分のお客さんは高齢者が多いから、まだＦＢやブログ販促はいいか」とはならないのはこういうわけです。
お客さんの顔を思い浮かべて「隙間時間、あなたは何をする人ぞ」と、思いを馳せてみてはいかが？

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