振り向いたら誰も居なくなった

2015/04/14 2016/04/02

昨日は、先月末に釧路管内の白糠まで延伸した高速道路に乗って札幌まで。僕は札幌で会議、かみさんも休みだったので途中、買い物と食事をしました。
食事もあまり時間が無い中で慌ただしく、とあるレストランで、僕は中華、かみさんはそばを注文しました。

食べている最中にかみさん曰く「今日はやけに品行方正に食べているね。よっぽど美味しいんだね」。実は僕は一緒に食べていると対面の人から必ず「こんなに早食いの人を初めて見た」と言われる位、ガツガツ超早食いなのです。
その僕が普通の人のペースでマナー正しく丁寧に食べているように見えるということは、よっぽど美味しくて味わいながらゆっくり食べていると見えたようです。
面白いもんですね～。そういう風に見えるとは（笑）。その時の僕は食べながら『ん～、久々にはずれた。まいったな～。中華なのになんでこんな砂糖甘いの？』と食べるのを止めようかと思ったくらいです。正直、笑顔が消えていました(笑）。

ちなみにこういうハズレくじに当たった時に、あなたならどうしますか？(1)お店に「お宅の店の味まずいよ」と抗議する　(2)ちょっと箸をつけて殆どを残す　(3)我慢して食べるけど二度と来店しない　(4)あの店は不味かったと思いだした時に人に話す。
僕だったら、(1)や(2)は気持ち的にはそうしたいところですが、勇気がないのでそこまで出来ません。やはり(3)だと思います。強烈に嫌な思いをした記憶が残ってあそこだけは行かないとなるのです。
さらに(4)の口コミってやっちゃいますね。良い口コミは強烈に店の売上に貢献しますけど、この手の悪い口コミも同様に広がり易い。結局、人間は特別良い印象か特別悪い印象を持つと人に話したくなるんですね。

怖いですよね。商品そのものが悪くてお客さんが不満を持つと、お客さんは二度と来てくれないばかりか、どんどん口コミで拡げられちゃう。誰も指摘してくれないので、自分の商品に問題あるなんて夢にも思わずに商売を続けている。気付いた時にはお客さんが一人も居なかった、なんてことになりかねません。
お客さんが楽しそうにしているか、それとも笑顔が消えているのか、時には観察して確認してみましょう。僕も人のふり見て我ふり直さなきゃ（汗）。
ちなみにどの店だったかは、今度会った時に僕に直接聞いて下さい（笑）。

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