時代は変わる
2016/04/04
昨日の記事で、新聞は僕にとって主軸となる情報なのでやっぱり必要と書きました。でも、誤解しないで欲しいのは紙の新聞ということではありません。今回、新聞のことを考えてみて、はっきり見えた部分がありました。それは、紙としての新聞は将来無くなるか、相当に規模を縮小せざるを得ないということです。
例えば日経新聞を例にとると、国内でも一番ネット対応が進んでいて、紙以外に日経電子版ではパソコン、i-Pad、スマホにそれぞれ対応したインターフェイスを開発しています。僕の場合、実は紙で読むよりむしろ電子端末で読む方が多いのです。だから、紙はあった方が良いのですが、別になくとも構わないというのが僕のスタンス。毎日、網羅的に多くの内容の濃い記事を編集して発信しているコンテンツとしての新聞は必要だけど、紙じゃなくても良いということです。情報メディアの内、紙メディアを選ぶかネットメディアを選ぶかは世代によって大きく分かれています。現時点だと60代以上でネットメディアを好む人は極めて少数、逆に世代が若くなればなるほどネットメディアの選択が多くなっていて、紙メディアの選択は少数派です。今、紙の新聞を読む習慣のない若者が年齢を重ねた後、ネットから紙メディアに移行するとは考えにくい。結局、世代構成がこれからどんどん変わると共に紙の新聞を読む購読者数は目に見て減っていく。後は、個々の新聞社の経営状況とやり方によって残るものと淘汰されるものが決まっていく。周辺産業である新聞販売店や新聞運送業なども、普通に考えれば今ある仕事をなくすことになると思います。現時点での購読者数や人口動態推計を追っていけば、これらの大激変が及ぼす効果の現れる時期は相当の確度で予測できるのではないでしょうか(多分、もう誰かがやっているとは思いますが)。
新聞大好きな僕だからこそ、こんな予測をしてしまうのかもしれませんが、時代が変わるのは避けられない。その中でどう生きるかを考えなければならないのだと思います。大変な時代だし、程度の差こそあれすべての業種が同じ変化に直面しているとも言えるのです。大隕石の衝突並みの変動が起きつつある、まさに今こそ進化論を地で行く時代なのかもしれません。それをかいくぐって生き延びた僕ら哺乳類の祖先のような変化への対応力が必要なのだと思います。この大激変期をもうダメだと思うか、今こそ将来に向けての大チャンス、そう捉えて行動するか、大きな分かれ目の時代ともいえるのだと思います。あなたはどちらでしょうか?
「一理あるかも・・・」という方は ↓ ↓
↓↓ クリックよろしくお願いします
売上アップのご相談したい方は声かけてくださいね。お申込みはこちらからできます。。
(有料で1時間目途で1万円です。)
さらにこのブログを読んでいただいてる方に特別耳打ちしますけど(って、ホームページに載っているんですが(笑))、無料の相談日、次回は5/28(水)です。お申し込みください。こちらは時間枠が埋まった時点で締切ですのでお早めに。

乗山徹

最新記事 by 乗山徹 (全て見る)
- 顧客の創造_4つの謎 - 2021/1/2 土曜日
- コロナと共に去りぬ - 2020/6/29 月曜日
- パンドラの箱が開いた - 2020/6/28 日曜日
- 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_10枚目 - 2020/5/12 火曜日
- 聴覚に多大に影響を与えたアルバムのカバー_9枚目 - 2020/5/11 月曜日
関連記事
-
-
スナックの経済学
一昨日の晩、病み上がりの体を試しながら地元での懇親会に参加しました。本調子ではな …
-
-
拘りが時代をつくる
昨年暮れくらいからユーロ圏の債務危機が叫ばれ通貨ユーロが崩壊するとか、欧州各国の …
-
-
絵に書いた餅からの脱却
道で用意している中小企業再生資金という融資制度がありますが、企業再生の仕事をして …
-
-
やってもやらなくても誰からも怒られないけど、やらないと致命的になるものってな~んだ?
コラボセミナーを毎月企画して廻しています。 セミナーって僕のような経営コンサルタ …
-
-
未来予想図Ⅲ S2M
何やら怪しい今日のタイトルです。同じネタを何度も登場させて恐縮ですが、東京出張の …
-
-
育成力の無い会社は消える
海の向こうのメジャーリーグで大谷君の大活躍に日々ワクワクしている人も多いのではな …
-
-
標茶のユルい夜
標茶(シベチャ)町って知っていますか?もちろん地元の人は知っていますが釧路市から …
-
-
セールじゃなくても行きたいんだ
多分、僕のところにも1年間の中で商売上のDMやハガキって結構な数届いています。な …
-
-
セミナーは面白くなければいけない
昨日、今日と伊豆長岡温泉でエクスマ・ウルトラエヴァ合宿。30分のセミナーという課 …
-
-
絵は伝わる
昨日はインターネットビジネスセミナーで赤羽幸男ITコーディネーターのお話を聞くこ …