今年のサンマ

ジョギングコースの釧路川両岸。

８月～１１月位まで例年だと両岸がさんま漁船でびっしり埋め尽くされます。

多くは今回被災した三陸地方の漁船でした。どうして分かるかって？

漁船って船の後ろにどの漁港の所属か書いてあるんです。

石巻港、大船渡港、久慈港、釜石港、宮古港、女川港、気仙沼港。

毎日のジョギングがてら、どの港から来たのかなって見るのが楽しみだったんです。

毎年シーズンになると、なじみのおでん屋さんの「王将」に岩手県大船渡から

次郎さんという漁師さんがカウンターでおとなしく飲んでいました。

岩手なまりの朴訥な人柄で、娘さんが大学に進学したという話をしていました。

今回被災でどうなったのか心配していたんです。王将のマスターも何回電話しても

通じないとの事でした。

先日、マスターに次郎さんから電話があって「必死に逃げて何とか助かった。

家は流されて、避難所から仮設住宅に移れそうだ。船は無くなった。

今年も何とか釧路に行きたいけどどうなるか分からない」

との事。まずは無事で何よりでした。

今年から数年は、サンマ漁の担い手が居ない。

食卓の秋の風物詩が味わえないかもしれませんね。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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