売上アップアドバイザー シーサー君

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続・・歴史は正義を変える

      2016/04/06

組合が牛耳るモチベーション最悪の組織を、カリスマ社長が来て建て直しを図っていた最中の出来事でした。僕は当時、事務部に所属して、中小企業なので総務、労務、経理など事務全般を担当して、荷物が入ればトラックの荷台からリフトを使って倉庫に出し入れしたり、雪が降ったらショベルローダーで雪かきしたり、作業員から雑用まで何でもやっていました。そんな中、カリスマ社長の号令で中途採用で運転手の試験と面接を行う事に。当時市内のトラック運転手としては破格の労働条件で4名の募集に80人以上集まる大激戦、選抜試験を行っている最中の出来事でした。

当時、三つある組合の内の一つの運転手の組合の委員長は、典型的な組合貴族。経営者には運転手の取りまとめをするからと良い顔をみせつつ、裏では運転手に、そんな一生懸命働く必要はない、皆でサボろうぜって感じで怠業を先導するようなことをやっていました。一言で言えばずるい人物、ウソツキ、やくざがかった感じで周囲を常に威圧するような人間でした。その組合委員長が、筆記試験の最中に試験会場に入り、こんな会社の入社試験に来てご苦労さんだねぇ~みたいな話を受験者相手にして試験を邪魔しているというのです。おそらく、この会社は運転手が実質権力を持っていて、経営側は何の力もないと誇示するつもりだったんでしょうね。まあ、いいだけ増長していたということです。担当の同僚が、僕にそんなことになっているんで何とかしてくれって訴えてきました(それも情けないけどね)。僕も、ツボに入ると後先構わずカーっとなる方なんで、試験会場に上がっていって、「あんた何やってんだ!やっていること恥かしくないのか~!」って凄い勢いで相手に怒鳴ったんです。いい気になって自分の権力を誇示していたそいつも語気にひるんでその時は引き下がって、その後、その一部始終を耳にしたカリスマ社長からヤキ入れられて、そのときは泣いて謝ったという話を聞きました。

ところが、そういう奴は後がタチが悪い。それまでいいだけ良い格好しいだったプライドが傷つけられたんでしょうね。僕に対する陰湿な嫌がらせが始まったのです。良い魚をもらったんで分けてあげるからと家まで呼びつけて、家に帰って食べたら明らかに腐った魚だったとか、ネチネチグチグチ手下を使って一年中悪口を裏で言うとか、とても分かり易い(笑)大人のイジメを延々と受けました。イジメの常道として周りは見て見ぬフリを決め込む。結局、それから間もなく、カリスマ社長も親会社の人事で交代し、こんな会社に居ても人生のムダだな~と思い、関連会社のコンピューター会社に転職しました。

そんな、経験から組合の問題が身に沁みているので、JR北海道の問題の本質が組合問題であるというのは、僕にはよく見えるのです。マルクス=レーニンの時代には、抑圧された労働者の人権が保護されるというのは極めて正当性があったのだと思います。日本の労働法は、労働者の人権保護が基本になっていますが、悪しき人権保護の一人歩きは組合に限らず、至るところで見られる現象です。労働法にしても、本当に救済が必要な派遣労働者や非正規労働者には及ばない。JRの組合や北教組など太った豚のような裕福な正社員の怠業を助長するだけっておかしいですよね。って書いたら、また陰湿ないじめにあうのかな?もう、そういうの止めませんか?一緒にサボろうよって、健全な人をひきずりこむのはやめなよ、もうそんな時代じゃないぜ。過去の遺物だよ、そんなの。ちゃんと当たり前に働けよ。マルクスもレーニンも草葉の陰で泣いているよ。

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北海道釧路市の中小企業診断士&ITコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中!

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