相関関係あり!
2016/04/10
僕のコンサルティングのテーマはマーケティング支援が主です。これが表だとすると、もう一つのテーマが企業再生で裏テーマみたいな感じ。こっちの裏テーマは資金繰りというのが最初にきて財務を中心に攻めていって、結局は売上アップ・マーケティングの向上が必須という構造になっている。ですから本質的に企業にやっていただくことは同じなんですが、後者の方は資金繰りが悪くなると物事を考える余裕がなくなり、お金のことが頭から離れなくなってしまいがち。だから企業を再生のために色々なことをお願いしても、ほとんど耳に入らない。結果、時間だけが経過して場外退場って事も残念ながら結構多いです。
もちろん、最近良く僕が話題にしているソーシャルメディアのマーケティング活用なんて全く無理というよりソーシャルメディアなんて触れたこともないというケースがほぼ100%。ここまで至るとソーシャルに限らず販促行動自体が完全にストップしています。で、最近気付いたんですが、少なくともソーシャルメディアを真剣に商売に生かそうとしている会社で資金繰りに支障をきたすほどの経営不振の会社に出会った事がないのです。僕はここに来て、ソーシャルメディア活用と企業業績ははっきり相関関係があると言いきって良いのではないかと思っています。多分、政府の情報化白書とかで調査結果が出てくると思いますが。やはり、これだけスマホやタブレット、パソコンで一日中触れているメディアが全く変わってしまった現実を肌で感じるとマーケティングの方法もこれまでとは相当ずれてきている。その辺を皮膚感覚で感じ取って商売に活かそうという経営感覚が要求されているのだと思います。
先日も書きましたが、ソーシャルメディアはまだまだとか様子見なんかしている場合じゃないと思っています。正直、企業再生の現場では化石化してしまって身動きが取れない厳しい現実を見ている者として言うと、ソーシャルに限らずインターネットを巡るビジネスの動きにうとい会社は間違いなく化石化してきています。結局、地道に努力する者は救われる、発信し続ける行動をお天道様は見ているって事。ソーシャルメディアマーケティングなんて特別なことじゃない、当たり前に要求される必須科目になったんだってのを早く気付いて欲しいです。今日は辛口。でも本当。
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